なんかね、「仕事は楽であるべき」とか、「無理しないでやればいい」とかそんな言葉が新年度をむかえると溢れてくるのよねSNSで。
真に受けちゃだめよ?
がんばるって?
「がんばる」ってどういう意味なのか考えたことあります?あんまり深く考えない言葉かなって思ってるんですよ。
がんばるとは「我を通す」、「努力する」、「ある場所を占める」の3つの意味があるとされていて、よくある使い方は2番目。努力することを指すことが多いですよね。
多くの人はそういう意味で使ってますよね??ここでも「努力する」こととして話を進めたい。
「がんばる = 努力する」
なんかいきなりこのポストの結論が見えちゃった気がするけど構わず書き進める。。
優しい言葉の罠
「がんばらなくていいよ」「無理しなくていいよ」
なんか優しそうな言葉ですけど、あ、いや優しい言葉ですよ?でも、いつどんなシチュエーションで誰にかける言葉かで意味合いが変わってくるんですよね。
前提として「無理してる」ときとか「周りが見えないくらい追い込まれている」ようなときにはがんばらなくて良いです。たぶん。
でもね、「がんばる」じゃなくて「努力する」に置き換えてみるとどうです?
「努力しなくていいよ」「無理しなくていいよ」
え?ほんとうに?
そんなわけないよね。努力しなくていいよってどんな地雷よ。
努力をしないで過ごした結果なにが待ち受けてるんでしょうか。
誰が責任を?
「努力しなくていいよ」って言った人ってなんでそんなこと言ってるんでしょうか。足を引っ張りたいの?ぼんくらなままでいてほしいわけ?ずいぶんとひどいんじゃないでしょうかね。
※あくまでも「簡単に」がんばらなくていいよって言うことを指してますからね?
「努力しなくていいよ」って言われて本当になにも努力しないでいて会社にお荷物判定されたらそれって誰のせいなんです?努力しなくていいよって言ったやつのせいかもしれないけど、それを鵜呑みにしたあなたの責任ですからね。誰も責任なんて取ってくれないの。取れないし。
自分の選択や行動の責任は自分が取るしかないんですよ。
がんばれよ
がんばれ。まずはがんばれって。
ちょっと仕事量が多いとへこたれちゃう人は「きつい」のしきい値が低すぎるのかもしれないんですよ?
筋トレ大好きな人多いじゃないですか。筋肉って筋繊維にダメージを受けると成長するんですよ。修復時に大きくなるの。負荷がないと成長しないんですよね。
筋トレと同じだとは言わないけど負荷がかかった状態を経験しないとそれ以上のことはできるようにならないです。
限度はあるけれどこの負荷を下げちゃだめなんですよ。「大変」なのかもしれないけどそれでいいの。
「若手」であるうちは今の貴方の能力で仕事が万事うまく回せるはずがないんです。もっと成長しないともっと難しい仕事は完遂できないはずなんです。
成長するには負荷をかけないと無理なんですって。
能力が上がったら同じ量の仕事をもっと短時間で完遂できるようになるかもしれない。同じ量の仕事を同じような時間がかかったとしてもよりクオリティの高いものができるようになるかもしれないんですよ。
頑張らないとそういった能力は手に入らない。
そんな能力いらないっていうのなら、うんわかった。居場所が違うんだと思う。もっといい場所があるかもしれないね。
Memo
なんでがんばらなくていいなんて言うんでしょうか。無責任じゃないですかねそれ。
がんばるべきところでがんばれないと逃げ癖がついちゃわないですか?
逃げちゃ駄目だ。逃げちゃ駄目だ。逃げちゃ駄目だ。
がんばんないとできることがちょっとになっちゃうよ。
大事なときに踏ん張れなくなっちゃうよ。
がんばれ。