• ヒトの話 2020.05.12 3辛

    ワクワクするしごと

    ワクワクするしごと

    ワクワクするしごとってなんだろう

    ワクワクするしごとしてますか?
    そもそも「ワクワク」するしごとってなんですかね。

    1.たのしい

    単純に「たのしい」ことはもちろん含まれると思いますよ。「単純に」といったのは表面的なものを指しているからです。「同僚と雑談で盛り上がる」とかも「たのしい」の範疇ですね。
    でも、それが目的の仕事ってなくないですか?
    お客様からの依頼が「あなたを楽しませること」なんてのはあるわけないですよねー。

    与えられる仕事に最初から「たのしい」要素はほぼないんだと思います。いや、わからんけど。

    「デザインしといて」「プログラム書いといて」ってのはそれぞれデザイナーとかプログラマという職種の人にとっては純粋にたのしい可能性が高いんですけど、これもそう単純な話ではなかったりします。

    わたしは、というか弊社は「たのしさは見出すもの」だと思っています。

    「プログラム書いといて」(こんな指示はもちろん実際にはありえないんですが単純化するためだと思ってください)っていう仕事は、まぁ会社なので「与える」ことになります。
    この指示の内容が自分の好きな事柄だったら?喜んで楽しく仕事しますよね?
    「好きな内容」じゃなかったら?断ります?(断らないでください)
    「単純すぎてつまんない」とおもっても「なぜそれが必要か」「別のアプローチはないのか」「汎用性の高い設計が可能なのか」などなどいろいろ考えてください。「言われたことを言われたとおり」にやるのではなく、「何がベストなのか」、「クライアントの期待を上回る成果を提供するにはどうしたら良いのか」といったことを「自分の頭」で考えてください。(クライアントの期待を上回らなければいけない理由は別の機会に書きます)

    この、「自分の頭で考える」ことこそが「たのしさ」なのだと思いますよ。そして同じように感じている人と一緒に働きたいです。

    2.期待値が大きい

    「これやったらこんなになっちゃうかも!」「この機能作ったらすげー売れるサイトになるかも」といった、「自分の仕事」の成果に対する「期待値」が大きい場合、ワクワクしませんか?
    「この程度の精度の仕事だとこの程度の結果しかないよな」っていうときは心踊りません。

    目に見える成果が想像できる仕事(建築のように完成図が明確に存在するものとか)は、期待を想像しやすいですね。更地に高層ビルが建つとか。
    目に見えにくい成果も色々あると思います。
    機能追加したECサイトの売上向上の幅とか、ブランディング目的のビジュアル制作の効果とか。

    今自分のやっている仕事がどういった成果をもたらすのか日頃から想像して仕事をすると成果の期待値が見えてくると思います。

    3.やりがいがある

    「やりがい」は別の投稿で触れましたが「手応え」とか「充足感」「張り合い」といったもののことです。感情に起因したものですね。その点からは「お金」でも良いと思います。
    当然「やりがい」のある仕事は日々充実感が得られるでしょう。

    ここで注意すべきことは、「やりがい」は他者から与えられるものではないということです。(すくなくとも私はそう考えています)
    なのでまるで餌をぶら下げるかのように「やりがい≒かのようなもの」をちらつかされても心躍らないですし気分はだだ下がりです。

    「やりがい」は自分で見出してください。些細なことがらでも構わないんです。
    どんな仕事であれ「昨日できなかったことを今日は完了する」でも、「昨日より1件多くアポを取る」ことでも良いんです。少しずつ手応えが蓄積されていくはずです。
    ほんのちょっとした目標を立ててそれをクリアすることで手応えを得るということがとても大切なのだと思います。

    4.やっぱり主観

    「たのしさ」も「期待値」も「やりがい」もあなた自身が決めるものです。しつこいようですが、これらは他者から与えられるものではありません。自分自身の考え方、捉え方で見出すものです。
    私の感じることの出来ない「たのしさ」にもあなたは気付いているのかもしれません。その逆もまた然りです。誰かの「たのしさ」はあなたの「たのしさ」とは直接的にはあまり関係性はなく、あくまでもあなた自身の主観で判断して良いと思います。

    同じ仕事をしてもある人は不満だらけでつまらないと感じ、またある人はとても楽しく取り組んでいる。
    よくある光景ではありませんか?
    考え方、捉え方で同じ仕事がつまらなくも楽しくもなる経験がありませんか?

    ワクワクするしごとが用意されているのではなく、自分自身の捉え方次第でワクワクする仕事にできる。

    そのタスクを行う理由をしっかり考え、行うことによる結果を想像し、その充足感を手に入れてください。

    Memo

    ワクワクする仕事は「たのしさ」とか「期待値」、「やりがい」だと思っていて、会社が与えるものではないと思っています。
    何故その業務を行うのかしっかり考えてください。
    どうしても分からなければ聞いてください。たぶん何故やるのかも上司の日頃の言動を注意深く見ていれば気づくはずなんですけど。
    その業務を行った結果何が得られるのか。これもよく考えてください。これ分からないと仕事ができる人にはなれません。
    よく考えて観察して仕事に真摯に取り組めばきっと充実した日々が送れます。

    こうしたサイクルをきちんと回せていけば仕事の成果がついてくるはずです。つまりはあなたの評価が上がり給与がついてきます。
    単に作業をこなしているだけだと充実しない気がしますね。

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