最近仕事忙しかったんですよね。
冷静に考えてみてもほんとに忙しかった。(過去形
忙しいって言う人は時間管理ができていないだの構ってほしいだけだの言われることが多いですが、仕方がない、ほんとに忙しいんだから。
何故忙しいのかは本題とずれるので気が向いたら別の機会に書くけれども、この忙しさの中でもちょっと嬉しいことがちらほら垣間見ることができている気がしているのです。
会社が評価されること
弊社、営業職がないので仕事はほぼ問い合わせから発生しています。もちろん既存クライアントからの追加発注だったりご紹介だったりも多いわけですが。
基本的に仕事って条件が合えば発注になりますよね。この「条件」にはいろいろあるもので、「費用」であったり「納期」とか「提案内容」、時には「実現の可否」だったりします。
弊社への相談は「実現可否の判断」が実は多かったのです。
「できるよ」>「じゃー見積り頂戴」>「見積り作成」>「(費用の折り合いがつけば)発注」っていう結構少ないステップで仕事が決まることも割とあります。
そうかと思えば弊社サイト内のWorksページ、各種書籍掲載の実績を見ていただいて指名でご相談いただくケースも増えています。この場合の重要な点は「機能開発」ではなく「デザイン」でのご相談が非常に多い点ですね。
前者においては「CS-Cartならあんどぷらすだよね」とか「あんどぷらすならなんとかできるかも」といった認識が少しずつ広がっているのかなと思っています。そうであってほしい。
後者においても「あんどぷらすのデザイン好き」とか「デザイン得意そう」と感じてもらえているのだと思います。
創業から21年、ずっとEC制作をしてきて少しずつ評価されていることを感じつつやってきていましたが、ここのところ「もしかしたら評価してもらえてるかも」と感じることが増えてる感があります。
応募者の質が上がったこと
応募者の質っていうと偉そうですが、単純に「良い人の応募が増えた」っていう感覚です。「良い人」の定義も不確かではありますが、「こんなひとと働きたい」という思いを今は割と強く思っているので、その思いに合致しないまでも近しい人というのが私の思う「良い人」です。輝かしい経歴とか高学歴といったものはその中のには含まれていません。詳しくはこのあたりで触れています。こんなWebエンジニア募集してます
新卒採用に関する投稿のところでも書きましたがうれしいことではあるものの、申しわけなさも伴う複雑なところだったります。
どれだけ応募が増えても採用可能な人数には制約があるんです。ちいさな会社なので。
お祈りメールを送る心苦しさと言ったら。。
というわけで、新卒も中途も意外と応募数があるし質も上がってきているので採用ハードル高くなっています。
スタッフが感謝されること
デザインが褒められたり、企画が褒められたり、要するに従業員がクライアントさんから褒められたり感謝されるのを見聞きするとそれはもううれしいんですよ。
まー実際のところあんまり感謝してもらえないんですよ。プロなので。やって当たり前。できて当たり前だからです。
発注者の期待値のとおりの成果物であれば感謝してもらえないのです。期待値を超えてはじめて感謝されるくらいの気持ちでいると楽ですね。
そんななかで「評判いいよ」とか「売上上がった!」とか言われるととてもとても嬉しく思います。
自発的な行動が目に見えて増えた
あんまり大きな声で言うことでもないんですけど、これまで弊社従業員、受動的な行動が多かったと思ってます。これまでっていうのはここ1-2年位より前のこと。
これが少しずつだけど2年くらい前から変わり始めてきていて、最近では積極的な立ち回りをしてくれる人が増えてきています。時には先回りして潰しておいてくれるひとがいたりとか。
あんどぷらすのウリって若いスタッフでもやりたいことに挑戦できる環境があることだと思っているのだけれど、これってそんなに大仰なことじゃなくて、今までこんなやり方だったけどこっちに変えたいとか、ほんとに細かなところで自分ごととしてあれこれやりやすくしたいっていうアプローチの変更ならいつでも主張して良いっていうことなんですよね。
基本方針から外れるようなことは却下しますけど。
会社の方針というかビジョンや目指すところというのは節目節目で示してきているつもりだけれどもまだちょっと浅いかもしれないのでこの辺のフォローは現在進行中で別案件を動かしてます。
Memo
つまりは、うちのスタッフ頼もしくなってきたぜー!っていう私の心境報告です。
従業員数が少ないにも関わらず恒常的に新卒採用をしているため、ひとりひとりの生産性が上がらないというジレンマの影響が大きいのだけれど、小さな会社は一定規模になるまで誰かの売上を誰かがカバーするという考え方からは逃げられません。
カバーできないから中途採用だけで人材マネージメントをするという選択肢を採ることも正解のひとつなのでしょうけれど、あんどぷらすはカバーすることを織り込んで、将来への投資のために新卒採用を行うという選択をしています。これも正解のひとつだと確信が大きくなってきている昨今です。
古臭い考え方なんだろうなということは重々承知の上だけれど、従業員は家族のようなものだと私は思っています。うちの息子と大して変わらない年齢の子たちばかりなのでむしろ息子や娘みたいな感覚に近いですね。
うざがられない程度に可愛がろうと思います。