働くということ
ここでは、「働く」=「労働」としてすすめます。「機能する」とか「動く」とかいうことではなく、あくまでも「労働」とか「仕事に就く」ことです。
「労働の目的」は大前提としては「お金を稼ぐこと」だと思っています。が、「生きるため」と言い換えても差し支えなく、その場合はもっと意味が大きくなりそうです。
やりがい
やりがいとは、「物事をするに当たっての心の張り合い。」のことです。かたいけど。
世間では「やりがい搾取」とかネガティブなイメージで語られることが多いけれども、注意してほしいのは「やりがい」っていうものは他人が与えられるものではなく本人の感情に根ざしているということ。
その「やりがい」を感じるものってなんでしょうか。
1.お金を稼ぐ
「やりがい」は「給料」っていう意見は多いと思います。これは至極当然で、生きていくために必要なのはお金だからですね。
ただし、「お金」のためだけに働くのは少しさみしいのではないかと本音で思っています。
「お金になれば何でも良い」っていうのは非常に危険な思考なのは誰しも分かりきっていることだと思うのですが、意外とこういった思考に寄ってしまっている人多いと思います。
倫理観の欠如による「やってはいけないこと」をやってしまうことも方々で見聞きします。お金を払えば何でもいうことを聞かせられると勘違いしだすと手遅れです。お金のためだけにに生きるとつらそうですが、こんな事を言っているとやりがい搾取と槍玉に挙げられそうです。
2.人の役に立つ
かたや、「人の役に立ちたい」という動機で職を選ぶ人もいます。
私のまわりでは教育関係や建築関係に進んだ人に多い印象です。
物販業にしてもサービス業にしても、問題を解決することが「労働」であって、その対価が「お金≒給料」です。
自分では服を作ることが出来ないから購入する、デザインできないからデザイナーさんに依頼する。課題(問題)解決のために動いてくれる人がいるから快適に暮らすことができてるんですね。
「鶏が先か卵が先か」どっちが先かわかりませんが、「仕事」と「お金」は「仕事」が先です。だって、人の役に立つことが「仕事」でお金はその対価だから。
3.人に認められる
他者に認められたいという承認欲求は誰しも持っていると思います。承認されると嬉しいです。これが「やりがい」、「モチベーション」になる人も多いと思います。
人から認められたいという欲求は至極当然です。
あなたは何を認められたいのでしょうか。
高収入? 地位? 名誉?
Memo
仕事の目的はお金を稼ぐことではあるけれども、人の役に立つことが仕事そのものなんだと考えています。人の役に立って、その対価としてお金を得て、仕事を認められることがやりがいに繋がっていくのではないでしょうか。
青臭いかもしれませんけどね。