• ヒトの話 2023.03.16 1辛

    求める人物像

    求める人物像

    こんな人と仕事をしたい

    みなさんはどんなひとと一緒に仕事をしたいと考えていますか?あんまり考えたことないよっていう人のほうが多いかもなーとは思うのですが、ちょっと考えてみませんか?

    2024卒の就職活動が本格化してきたので学生さんにも届いたら良いなと思っています。

    何のために仕事をするのか

    あなたはなんのために仕事をしているのでしょうか。日々の生活費を稼ぐためという回答が大半なんですよ、令和4年の世論調査の集計を見ると。
    20〜29歳の回答は男女ともに81%がお金のためと回答しています。年齢を経るに従って「お金のため」という比率が低下していくのはちょっと面白いなと思いました。とはいえ50代でも70%くらいは「お金のため」と回答しているのですよね。

    これはまぁ当然かなとは思うんです。世論調査の設問の設計が適切ではないと思うところでもあるのですが、何かしらの事象や状態を説明するときにひとつの理由しかないなんてことは実際にはほぼないですよね。世論調査には「お金のため」かつ「〇〇のため」の「かつ〇〇」を回答するすべがないのであまり有意な分析ができないんですよ。

    とはいえ、大半の人が「お金のため」に仕事をしているというのは「正」だということです。「お金のためだけ」かはわからないですけど。

    誰のために仕事をするのか

    あなたは誰のために仕事をしていますか?自分のため?家族のため?お客さんのため?それとも会社のため?

    基本的には自分のために仕事をしているのだと思うのです。自分には養うべき家族も含まれると思うんですがどうなんでしょうかね。自分と家族を別物と捉える必要性はここではないと思うので。
    でもここで言う仕事はちょっと大きな範囲でのことですよね。

    弊社の仕事はWebサイトを作ることなのでこれはクライアント企業のためにやる仕事です。お客様のためですよね。これは上述よりも少し小さい仕事の単位になります。いわゆる「案件」単位ですね。
    案件単位ではあなた自身のためではなくクライアントのために仕事をするべきだと考えています。報酬をいただくのだからそれに見合った対価を返さなければいけません。であればその対価はあなたのためのものであるはずがないですよね。クライアントのためのものを対価として提供するのは当然です。

    そもそも論として、あなたの給与を会社が支払っている以上、あなたは会社のために仕事をするべきなんですよ。会社の利益に反することはしちゃいけないんですよ。※会社が求めているところが社会の利益に反すること、公序良俗に反することではない、社会の利益を求めている事業活動であることを前提とします。
    会社は世の中を良くするために存在しているのです。少なくともクライアントの利益のためにサービスを提供しているのでその先の利用者さんの生活や感情を豊かにするために仕事をしていると言って過言ではないのですよね。
    ということは、あなたは正しい会社にいてその会社のために仕事をすれば世のため人のためになっているっていうことですよね。
    逆説的には、会社の利益に反することを行うということはその先のクライアントや利用者さんの利益を逸する行為なんです。

    どう働きたいのか

    一般企業に正社員で勤めていたら1日8時間、週に5日間仕事をすると思うのですが、この時間って相当長いですよね。平日は1日の1/3仕事をしていることになり、仕事の時間はあなたの人生でかなりのウェイトを占めているのです。
    であれば楽しく仕事をしないとつまらなくないですか?
    自分が相当な時間を割いて取り組むことがおもしろくもないことだとやってられないって思いません?

    やるからにはめいっぱい本気で取り組むべきで、惰性で周りに流されながら何となく過ごすって極めてつまらないと思うのです。傍から見てもつまらない働き方だと思います。もったいない。全力でめいっぱい頑張らないと見えてこない景色もきっとあるんですよ。

    もう少し考えてみましょうか。「お金のため」に仕事をすることにおいて、自分が得るお金を大きくするために何をすべきかを考えてみてください。
    あなたの給料を支払うのは会社なのだから会社に評価してもらわなければいけません。
    そのためには会社に利益をもたらさなければいけないですね。その利益ってなんだ?といえばそれはクライアントの利益なんですよ。
    クライアントの利益ってなんだろうって考えると、売上だったり認知度向上だったり、ようするにその先のエンドユーザーの評価を得ることなんです。

    仕事における達成感はやりこみとか苦労からしか生まれない気もしています。そもそもてきとーにやってクライアントの成果が挙げられるほど簡単な世の中じゃないですしね。
    達成感と楽しさって割と近しい領域にありません?楽しみたかったら一生懸命仕事してみたらいいんです。

    Memo

    仕事に限った話ではないのだけれど、恥ずかしくない自分でいたいという気持ちがとても大事だと思っています。
    人から認められたいということではなく、自分自身が恥ずかしくない、胸を張って存在できることを目指したい。どうありたいのかという問いに対して「胸を張って生きたい」と答えるような人が好きです。

    自分自身、誠実でありたい、正しくありたいと思っていて「ずる」が嫌いです。「ウソ」も嫌いです。「表向き」とか「タテマエ」とかも嫌いです。

    究極的には「自分のために生きているのに結果世のため人のためになる」生き方が超かっこいいと思っているのですが、それはきっと境地なので普通は結果的に自分のためになるように生きたほうが良いのではないでしょうかね。

    いささか飛躍しているように思うかもしれないけど、身近なところでは会社のために仕事をすると良いことあると思います。
    が、そんなに単純な世の中ではないので「会社に利益をもたらすエンドユーザーのためでありクライアントのためでもある行動」を心がけてほしいなと願っています。

  • Related関連記事

    Ranking人気記事