どんな仕事がしたいのか
皆さんは、どんな仕事がしたいのでしょうか。
指示されたことを正確に実行する仕事でしょうか。
それとも、答えのないものごとに向き合いながら、何かを作り出していく仕事でしょうか。
もちろん、どちらが良い悪いという話ではありません。
ただ、働き方を考えるとき、この違いは意外と大きいような気がしています。
オペレーター
辞書を引くと、オペレーターには様々な意味があります。
* 機械を操作する人。
* コンピューターを操作する人。
* 電話交換手。
* 無線通信士。
業界によって多少意味は違いますが、共通しているのは「決められた手順や仕組みを使って、正しく処理を行う人」というイメージです。
もちろん、これは重要な仕事です。
世の中の多くの仕事は、再現性や正確性によって支えられています。
手順があり、ルールがあり、それを安定して実行する。
そこには大きな価値があります。
クリエイター
一方で、クリエイターという言葉があります。
* 創造する人。
* 何かを生み出す人。
そう聞くと、
* デザイナー
* イラストレーター
* ミュージシャン
* 映像作家
のような職業を思い浮かべるかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか。
例えば、
* 業務フローを改善する
* 顧客対応を工夫する
* 売り方を考える
* 新しいサービスを作る
これも何かを生み出していると言えます。
創造というと少し大げさに聞こえますが、仕事の中で工夫をしている時点で、そこには創造性が含まれているように思うんです。
モノを作る人だけがクリエイターではない
僕は長い間、Web制作やシステム開発の仕事をしてきています。
なので、一般的には「クリエイティブな仕事」と見られることもあります。
でも実際には、創造的な仕事というのはもっと広いものだと思っています。
* 経理の人もそうです。
* 営業の人もそうです。
* 事務の人もそうです。
同じ仕事をしていても、
* より良い方法を考える人
* 改善しようとする人
* 工夫を重ねる人
がいます。
逆に、デザイナーやエンジニアであっても、与えられた指示をそのまま処理するだけなら、創造的な仕事とは少し違うかもしれません。
つまり、クリエイターかどうかは職種ではなく、仕事との向き合い方に近いのではないかと思っています。
仕事はどちらかだけではない
もちろん、現実の仕事はそんなに単純ではありません。
オペレーター的な要素も必要です。
* 決められたルールを守ること。
* 品質を安定させること。
* 再現性を保つこと。
これは仕事をする上で欠かせません。
一方で、
* もっと良くできないか
* 別の方法はないか
* なぜこうなっているのか
を考えることも必要です。
多くの仕事は、この二つが混ざり合っているのだと思います。
Memo
みんな本当はクリエイターになりたいんじゃないの?
ここまで書いていて、以前から気になっていることがあります。
それは、多くの人が本当はクリエイターになりたいのではないか、ということです。
もちろん、絵を描きたいとか、デザインをしたいという意味ではありません。
* 自分で考えたい。
* 工夫したい。
* 良くしたい。
* 何かを作り出したい。
そういう気持ちを、誰もが少なからず持っているのではないでしょうか。
もしそうだとしたら、
なぜ仕事の中では創造性が発揮されないことがあるのでしょうか。
なぜ人は指示を求めるのでしょうか。
なぜ改善よりも現状維持を選ぶのでしょうか。
次回は、「クリエイターは職種ではない」という話を書いてみようと思います。





